2006年02月01日

飛び出す壁画

Damn Funny Pictures - Cool Pictures - 3D Painted Rooms
3dwallpaper.jpg

一見意味のないように見える壁に描かれた図形が,ある視点から見ることで3Dに知覚される一種のトリックアート.上手く作ってますねー.

逆リンク!:冬眠さん!ありがとうございます.
逆リンク!:ココロのカタチさん!ありがとうございます.

我々は普段から3次元構造を知覚してますが,実際は網膜に投影された2次元像から頭の中でその3次元構造を推測して理解しています.で,3次元構造を理解しようとするとき,その2次元像が得られる3次元構造というのは実は無限に考えられるんですが,我々は一番「あり得る」構造として理解しようとします.「あり得る構造」,というのは,少々視点が変わっても安定して同じような2次元像が得られるような3次元構造ということです.わかりやすい例えを挙げるならば,立方体を真っ正面から見ると正方形に見えますが,我々は正方形を見たときは,偶然真っ正面から見た立方体として理解するのではなく,正方形として理解しようとします.このトリックアートは,そういった人間の3次元構造知覚の仕組みを逆手にとって,ある特別な視点から見ると,他の視点から見たときとは違う3次元構造が安定して得られると理解されてしまうように上手く計算して壁に図形を描いてるわけです.

不可能図形を実際に形にしたトリックアート
Paradoxical Pavilion Optical Illusion (Optical Illusions Etc)

Impossible Triangle Illusion Revealed (Optical Illusions Etc)
(両方とも下にスクロールして見て下さい)
も同じような理屈といえそうですね.ある視点では全体としては安定した構造として知覚される結果が,局所的な構造を見ていくと実は不可能な図形になっているという説明,でいいのかしら…うわ,なんか自信がなくなってきたので追記にしました.

Posted by sasapong on 2006年02月01日 | TrackBack
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